Passageクライアントで印刷ができません。何が原因と考えられますか?

掲載日: 2017年01月31日 17時58分

対象バージョン

v.2.x.x 以降のバージョン

詳細

プリンタのスプールフォルダーがデフォルト設定のクライアント環境で、Passageのフィルタードライバー機能を有効にした場合、ログオンユーザーが起動するアプリケーションプロセスによるHDDへのファイルの書き込みが禁止されることで、スプールフォルダーへの書き込みができなくなることで、印刷ができなくなります。

上記クライアント環境の場合、以下の手順でスプールフォルダーを書き込み禁止除外設定フォルダーとして設定して下さい。

スプールフォルダーを確認

[Windows7の場合]

1.スタート→コントロールパネル→デバイスとプリンターの表示を選択します。

2.任意のプリンターを選択し「プリント サーバー プロパティ」を開きます。

3.[詳細設定]タブからスプールフォルダーのパスを確認します。
 既定では以下フォルダーとなります。

 C:\Windows\system32\spool\PRINTERS

[Windows 8/8.1/10の場合]

1.スタートボタンを右クリック→コントロールパネル→デバイスとプリンターの表示を選択します。

2.任意のプリンターを選択し「プリント サーバー プロパティ」を開きます。

3.[詳細設定]タブからスプールフォルダーのパスを確認します。
 既定では以下フォルダーとなります。

 C:\Windows\system32\spool\PRINTERS

書き込み禁止除外設定フォルダーの追加

1.Passageクライアントにインストールユーザーでログオンします

2.設定ファイルを開くためにメモ帳を管理者権限で起動します
 ※Passage v.2.5.0をご利用の場合は、Passage Configuratorをご使用の上、設定ファイルを編集します。
  Passage Configuratorの操作方法につきましてはマニュアルをご確認ください。

・Windows7 の場合
[Windows ボタン]-[すべてのプログラム]-[アクセサリ]-[メモ帳]の右クリックから、[管理者として実行(A)]をクリックします。

・Windows 8 / 8.1 の場合
アプリの一覧画面の[メモ帳]の右クリックから[管理者として実行(A)]をクリックします。

・Windows 10 の場合
[Windows ボタン]-[Windows アクセサリ]-[メモ帳]の右クリックから、[管理者として実行(A)]をクリックします。

3.設定ファイルの格納先へアクセスし、設定ファイルを開きます
 既定の格納先は下記の通りです。

C:\Program Files\YRL\Flex Work Place Passage\Config\psgconfig.xml

※設定ファイルを開く際には、ファイル形式は「すべてのファイル」を選択します。文字コードは「UTF-8」を選択します。

4.設定ファイルを開いたら、下記のフォーマットを参考に最下行に書き込み禁止除外設定フォルダーの設定(<WritableDir>~</WritableDir>)を追加します。

【設定ファイルのフォーマット】

<WritableDir>
<Path>C:\Windows\System32\spool\PRINTERS</Path>
<Enable>1</Enable>
</WritableDir>

【設定項目と既定パラメーターの説明】

設定項目 パラメータ 説明
Path ディレクトリーパス フィルタードライバー機能の書き込み禁止制限から除外するディレクトリーパスを定義する設定項目とパラメーターです。
既定のパラメーターとして、「C:¥Users」、「C:ProgramData」、「C:¥Windows」の3 個のディレクトリーパスを設定しています。
設定可能なディレクトリーパスの上限は、20 個です。
Enable 0 書き込み禁止制限から除外するディレクトリーパスの有効/無効を定義する設定項目とパラメーターです。
「0」のパラメーターは、無効でディレクトリーパスは書き込み禁止制限から除外されません。
「1」のパラメーターは、有効でディレクトリーパスは書き込み禁止制限から除外されます。
1

5.設定ファイルを編集して、上書き保存します。

6.設定ファイルの編集後、Passageクライアントを2回再起動することで編集したパラメータが適用されます。